56年ぶりの“汚点”に現実味帯びる「イギリス代表チーム」

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 すでに56年ぶりのW杯グループリーグ敗退が決まっているイングランドは、コスタリカと引き分け。結局1勝もできないまま、帰路についた。

 「弱いイングランド」に失望した国民から出てきたのが、「統一チーム」の創設の声だ。

 イギリスはイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの連合国。五輪では、これらが「1国」となり選手団を派遣、結果を残している。しかし、サッカーでは各国が代表チームを形成するため、結果を残せない傾向が強まっている。今大会の惨敗を機に、「連合チーム」を形成する動きが加速する可能性がある。

 イギリス各国のサッカー協会同士は仲が悪く、ひと筋縄ではいかないが、「サッカーの母国」が今大会で弱さを露呈してしまっただけに、なりふりかまっていられない。

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