釜本邦茂氏が指摘「積極的にストライカーを養成しなければ」
主力抜きのコロンビアに1-4と惨敗し、ブラジルW杯から去った日本。
コンディション調整の失敗や交代枠を使い切らないザッケローニ監督の采配に批判が集まるが、サッカー元日本代表FWで1968年メキシコ五輪得点王の釜本邦茂氏(70)は、日本代表の最大の課題を、圧倒的なストライカーがいないことだと指摘する。
「日本では、ボール扱いに長たけた子どもがサッカーの上手な子と評価され、ボール回しやドリブルの練習に重きが置かれている傾向がある。これからは積極的にストライカーを養成することが大事だ。ゴールを置いて2対1、3対2でシュートに持ち込む練習などもっとやらないと。いつまでも『ストライカーが出てこないかなあ』ではどうしようもない」
代表歴代最多の75得点を誇る釜本氏から出た言葉だけに重い。