「点を取る練習が足りない」 釜本邦茂氏がFW大迫に苦言

公開日: 更新日:

 ワントップに誰が起用されるのか? 興味を持ってコスタリカ戦のキックオフを待った。と言いながら、まずDFについて話しておきたい。

 問題山積だね。失点シーン以外にも危ない場面はあったし、CBの吉田も森重も、SBの内田も今野も反省して欲しい。 DF同士の連係、MF陣とのコンビネーションなど手間暇かけて修正を図りたいところだが、そんな時間的余裕もないし、そもそもザッケローニ監督は「得点が相手よりも多ければ、何点取られてもいい」が持論の指揮官だ。となると守備の整備よりも、誰がどんなパターンでゴールを奪うか、その精度を高めていかなければならない。

 コスタリカ戦ではFW大迫が先発し、後半31分に代わって登場したFW柿谷が、久方ぶりにゴールを決めたね。Jリーグでゴール欠乏症だった柿谷も、精神的に楽になったんじゃないかな。あのゴールは、何よりもポジショニングが良かった。あれは「点を取る感覚」が体内に満ちあふれているからこそ。自然と「ボールのこぼれるところ」にいる。この感覚をブラジルに行っても、絶対に忘れないで欲しい。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    八角理事長が明かした3大関のそれぞれの課題とは? 豊昇龍3敗目で今場所の綱とりほぼ絶望的

  2. 2

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係

  3. 3

    元DeNAバウアーやらかし炎上した不謹慎投稿の中身…たびたびの“舌禍”で日米ともにソッポ?

  4. 4

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    フジテレビ顧問弁護士・菊間千乃氏に何が?「羽鳥慎一モーニングショー」急きょ出演取りやめの波紋

  2. 7

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  3. 8

    菊間千乃は元女子アナ勝ち組No.1! フジテレビ退社→弁護士→4社で社外取締役の波瀾万丈

  4. 9

    中居正広「引退」で再注目…フジテレビ発アイドルグループ元メンバーが告発した大物芸能人から《性被害》の投稿の真偽

  5. 10

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も