1年目助っ人が参る酷暑 クルーズが語る“サウナ球場”対策
この時季の球場はまるでサウナ風呂だ。
阪神のゴメスは7月29日の試合を夏バテで欠場した。
ゴメスに限らず、来日1年目の助っ人たちは日本の酷暑に参っている。ロッテのクルーズもその一人だ。7月25日の西武戦(西武ドーム)の前に日本の暑さについて話を聞いたら、呆れ顔でこういった。
「なんだこの蒸し暑さは。サウナだな(笑い)。このドームがこんなに暑いとは想像できなかった。歩くだけで汗が噴き出してくる。これで試合をするなんて想像するだけで嫌だね。試合中はベンチに戻るたびに何かを飲まないとやってられないよ。7月でこの暑さだろ。8月はこれ以上に暑くなるのか? 日本はアメリカに比べて湿気があり、本当に暑さがこたえる。メジャーでも凄く暑いエリア(例えばアリゾナやヒューストン)はあるけれど、ドーム球場で涼しいからね。札幌や福岡、大阪(いずれもドーム)はいいが、この暑さでここ(西武ドーム)とマリン(QVCマリン)は本当につらい。何か手を打っているのかって? とにかく水分を多めに取って、試合後は十分に睡眠を取ること。メジャーの時以上に体のケアには注意しないといけないな」
甲子園が本拠地のゴメスもスポーツドリンクなどをマメに取っているようだが、この時季の屋外球場は「灼熱地獄」。助っ人の成績は急降下するかもしれない。ちなみに、1日のオリックス戦に負けたロッテのクルーズは3タコだった。