グリエルの「夏休み」でわかったキューバ人助っ人の“本性”
DeNAのグリエル(30)が離脱して、キューバ人の「不良化」が懸念されている。
この助っ人は6月上旬にチームに合流。持ち前の打撃で結果を残しつつも、7月に入ると「飛行機嫌い」を理由にチームの沖縄遠征を「拒否」。16日の広島戦で左脇腹を痛め、20日には中畑監督と話し合い登録抹消となった。推定年俸1億円にもかかわらず実働わずか1カ月で「虚弱体質」を露呈した。
しかし、グリエルの「夏休み」にはこんな声もある。
来日しているキューバ人は「亡命組」を含め多数いる。この一団は全員、フェイスブックでつながっていて、みんな日常的に情報交換を行っているという。
「例えば選手の体調不良に関して、日本の球団はどんな対応をとるのか。リハビリや二軍での調整はどんなことをするのかなど、日本球界をよく知る外国人選手などからも情報を集めているようです」(球界OB)
■“借り物”に強く言えない日本球界
キューバから直接来日する選手は最初こそ血眼でプレーするが、グリエルや、不振で二軍落ちしているセペダ(巨人)の例でもわかるように、時間が経つにつれ“本性”が出る。