目の色変えて獲得名乗り 中島裕之に振り回されるプロ野球界
しかも中島は、今年4月に2Aに降格された直後の試合で1試合4失策を記録。以後、使われる試合が限られただけでなく、本職のショートを追われ、主にサードやファースト、指名打者など、空いているポジションでのプレーばかりだった。
「そういう選手をマイナーであろうと、獲得する球団はまずないでしょう。それでも米球界にこだわるなら、自分でカネを積んで球団でプレーさせてもらうか、代理人を通して強引にチームにねじ込んでもらうぐらいしかない。年俸はせいぜい2万ドル(約240万円)前後です」(前出の友成氏)
今オフから代理人になったスコット・ボラス氏は米国でも名うての“剛腕”といわれているが、そんなボラス氏もお手上げ状態。だからこそ、本人の意向とは対照的に、「彼は日本でプレーすることになるだろう」と、「日本行き」を強調しているのである。
■阪神入りなら年俸は15億円?
そんな中島の獲得に日本では阪神を筆頭に古巣の西武、中日、オリックスが名乗りを上げているからどうかしてる。