怪我癒えぬシャルケ内田 W杯予選代表招集どころか引退危機

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 なでしこジャパンのリオ五輪予選敗退にサッカー関係者はショックを隠し切れないでいるが、そろそろ頭を切り替えないといけない。08年ロシアW杯2次予選のアフガニスタン戦(24日)、シリア戦(29日)が近付いてきているからである。

 今週末の欧州各国リーグ終了後、欧州組には出場要請のレターが所属クラブに送られる。

「ミランMF本田、インテルDF長友、ドルトムントMF香川、レスターFW岡崎ら主力に加えて15年6月から半年間、所属クラブなしを理由に未招集だったGK川島も、2次予選2連戦の代表メンバーに入ることが内定している」(サッカージャーナリスト)

 そんな中、レギュラー級でトンと名前を聞かなくなった代表常連選手がいる。ドイツ・シャルケのDF内田(27)だ。

 古傷の右ヒザ痛に悩まされ、さらに慢性化している右太もも裏痛も良化せず、15年3月の欧州CL・レアル戦以降、ピッチに立っていない。今年1月21日、クラブが公式HPに内田が練習に復帰した映像を流し、実際にチーム練習に合流したとはいえ、右ヒザ痛がぶり返す日も多く、練習に出たり、出なかったりを繰り返している。

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