ジャージー販売で年俸回収 五郎丸は豪レッズに居場所なし

公開日: 更新日:

 南半球最高峰といわれるスーパーラグビー(SR)のクイーンズランド・レッズが19日にサンウルブズ戦(21日)のスタメンを発表し、日本代表FBの五郎丸歩(30)が先発に名を連ねた。昨年のイングランドW杯日本代表メンバーとの対戦が注目されるが、今回を最後に再び、控えに格下げされる可能性もある。

 レッズはここまで2勝8敗1分けと大きく負け越し。上位8チームによるファイナルシリーズ進出は絶望的とはいえ、首脳陣の思惑からシーズン終了までベストの布陣で臨むという。

 レッズは成績不振を理由に開幕からわずか2戦で解任された前任者に代わって現在はマット・オコナー、ニック・スタイルズの2人が共同でヘッドコーチ(HC)を務めている。残りのシーズンの戦い方、内容次第では揃って首筋が寒くなりかねない。ここにきて股関節を痛めて戦列を離れていた正FBカーマイケル・ハントが復帰。2人の共同HCが、攻守とも五郎丸を上回るパフォーマンスを見せる豪州人FBに残りシーズンを託そうと考えるのは自然だ。

 グラウンド内はもちろん、グラウンドの外でも、五朗丸をあえて起用する理由はない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…