やはり英語に難…豪レッズ五郎丸は先発どころか“戦力外”

公開日: 更新日:

 今季から南半球最高峰リーグの「スーパーラグビー」(SR)に参戦している豪州・レッズの五郎丸歩(30=ヤマハ発動機)が、ついに登録メンバーからも外れた。

 日本時間5日、オコナー共同監督代行がブリスベンで取材に応じ、「もう少しバランスが必要だと思った。彼はチーム第一だということを理解している」と話し、6日のクルセーダーズ戦の登録選手23人から外したことを明らかにしたのだ。

 昨年のW杯での快進撃で一躍、日本ラグビーの「顔」となった五郎丸だが、スーパーラグビーのレッズではここまで9戦を終え、先発出場したのは第2戦のフォース戦のみ。以降は控えスタートが続き、前節のチーターズ戦では出場機会すら与えられなかった。

 技術的、肉体的な課題に加え、チーム内では英語力も問題視されているという。フルバック(FB)の名称の通り、最後尾に位置してバックスを統率する五郎丸のポジションは、選手の位置取りや陣形の指示もしなければならない。英語力に不安のある五郎丸は肝心のコミュニケーション能力に問題あり、と判断されているというのだ。

 これは致命傷。日本では、テレビをつければ五郎丸の爽やかな笑顔がCMを通してやたらと目に入ってくるが、本業での存在感は徐々に薄れつつある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動