クラブを“バシッ” 許されない今平周吾の最終18番での蛮行
評論家の宮崎紘一氏が、「道具に八つ当たりするのはプロとしての自覚が欠けている」とこう続ける。
「まずファンに対して失礼でしょう。そして多額の契約金を支払うスポンサーのクラブメーカーに対しても無礼です。メーカーはあのシーンでピンそばにつけて欲しいと思う。クラブ評価が上がり、注目されて市場で売れるからです。それが池ポチャでクラブを投げつけたら、まるでクラブが悪いみたいに見えてしまう。技術の未熟さを棚に上げて、サポートするスポンサーに迷惑をかけたことになる。また解説で出演した青木功JGTO会長にも失望です。人を育むをテーマに掲げておりプロのひどい行為を見たら、“見苦しいシーンをお見せして申し訳ない”とまず謝る立場です。結局、青木も身内のプロに甘いのがよくわかります」
今平は、これからの男子ツアーを背負っていく注目の若手であり、好青年のイメージもあった。それを全部ぶち壊す蛮行だったのだ。