トップ10から1人…米ツアーでビッグネーム大量欠場のワケ

公開日: 更新日:

 今週の米ツアー「クイッケンローンズ・ナショナル」はビッグネームが不在だ。世界ランク1位D・ジョンソン、2位松山英樹、3位J・スピースはもちろん、トップ10で出場するのは9位R・ファウラーだけ。WR50位以内では39選手も欠場する。シード権獲得に厳しい状況が続く石川遼も出場しない。

 大会入場料収入の一部がタイガー・ウッズ基金に寄付されることから、今大会ホストはタイガー・ウッズが務めるが、タイガーもケガでツアーを離脱しており、試合には出場しない。

 すっかり谷間の試合になってしまったが、それも主だった選手が次のメジャー、全英オープンに向けてすでに調整に入っているからだ。

 会場のTPCポトマック・アット・アベニール(メリーランド州)は、06年までケンパー・オープンが開催されていた。

 その後、コース改造が行われ今年からツアー開催コースとして再デビューすることになった。

 総距離7107ヤード・パー70設定で大会が行われ、パー4には13番360ヤード、14番299ヤードといった距離が短いワンオン可能なホールがある。それだけにグリーン回りが難しく、ロングヒッターが攻めにくいレイアウトになっており、全英のリンクスとは趣が全く違って調整に不向きということで敬遠されているようだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に