初V&メジャー切符でプッツン 今平が初日90位Tの体たらく
【~全英への道~ ミズノオープン2017 初日】
前週の関西オープンでツアー初優勝を遂げた今平周吾(24)。翌月曜日には国内で行われた全米オープン最終予選に出場して36ホールを回り、プレーオフの末に初のメジャーキップを手に入れた。
今平にとって盆と正月が一遍に来たようだが、今大会初日は1オーバー90位タイと大きく出遅れた。ちなみに73は今季国内でのワーストだ。
日本ゴルフツアー機構の青木功会長は現役時代、「勝った次の試合が大事なんだ。予選落ちは絶対にできない」といつも気を引き締めていた。
評論家の宮崎紘一氏がこう言う。
「青木が現役だったころは、試合に出るからには常に勝つことに集中した。1つ勝って安心するということはなかった。しかし最近の若手は1勝しただけでホッとしてしまうところがある。それが昔と今のプロの大きな違い。今平も世界で戦うことを目標に掲げれば、今の日本ツアーは通過点にすぎない。今週は成績次第で全英オープンの出場権も手に入る。世界に目を向ければ、もっと気合が入り、疲れたなんて言っていられないでしょう」