大谷の二刀流に立ちはだかる “イチロー指導”のマリナーズ

公開日: 更新日:

 エンゼルスは現在、打線が低調(チーム打率.249=リーグ9位)で、大谷の登板時に援護を期待できるのは2番トラウト、5番シモンズぐらいなもの。マリナーズ戦に限ったことではないにしろ、大谷が白星を手にするには自ら相手攻撃陣を封じる以外ないのだ。

 打つ方でも苦戦しかねない。マリナーズ投手陣には大谷が苦手(28打数4安打の打率・143)にする左腕が少なくないからだ。今季、無安打無得点を達成したパクストン(5勝1敗、防御率2.95)、技巧派のゴンザレス(6勝3敗、同3.38)、5月からローテーション入りした元西武のルブラン(1勝0敗、同2・60)の先発左腕が揃って好調をキープしている。

「大谷の二刀流の成否を左右するのは好調なマリナーズかもしれません」とは前出の友成氏だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭