ユーティリティーはシャフトの先端径で弾道の高さが異なる
先端径が細いほどシャフトの先端側がしなりやすく、先端径が太いほどシャフトの先端側がしなりづらくなるからです。
加えて、シャフトの先端径は弾道にも影響を及ぼし、先端径が細いほど高弾道が打ちやすく、先端径が太いほど低く抑えた弾道が打てます。
UTはやさしいクラブですが、シャフトのしなり感、ボールの上がりやすさはシャフト先端の太さで異なります。
ヘッドスピードが遅めで、やさしくボールを上げたいならば、シャフトの先端径が8・5ミリタイプのUTをおすすめします。
対して、ヘッドスピードが速くて、抑えた弾道を打ちたいならば、先端径が8・9ミリや9・4ミリのシャフトを装着したUTを使った方が、イメージ通りの弾道が打てます。
UTを選ぶ時はクラブの形状や顔つきだけでなく、シャフトの先端径の太さも必ずチェックする。これがUT選びの肝になるのです。