ユーティリティーはシャフトの先端径で弾道の高さが異なる
ロングアイアンの代わりとしてすっかり定着したのがユーティリティークラブ(UT)です。
ヘッド形状はウッドとアイアンを足して2で割った形状。この形状によりロングアイアンよりもミスに強く、かつ飛距離が稼げるようになっています。
さて、このUTを選ぶポイントはいくつかありますが、アマチュアゴルファーが見逃しがちなのがシャフトの先端側の太さです。
ドライバーやアイアンはシャフト先端側の太さがほぼ決まっているのに対して、UTは先端側の太さにバリエーションがあるのです。
具体的に言うと、先端側の太さは3種類あって、細い順から、8・5ミリ(335チップ)、8・9ミリ(350チップ)、9・4ミリ(370チップ)があります。
先端の太さが8・5ミリはウッド用シャフトの太さ、8・9ミリと9・4ミリに関してはアイアン用のシャフトの太さです。
では、先端の太さが変わると、何が変わるのか?
例えば、同じ硬さのシャフトでも、先端径が細いほど振った時に軟らかく感じ、太くなるほど振った時に硬く感じます。