18番で痛恨OB 松山英樹“1打足りず予選落ち”は当然の結果か
【全英オープン】
悔やんでも悔やみきれない1打だった。
初日、4オーバー・110位の松山英樹(26)は、雨の降る午前10時20分(日本時間18時20分)にスタート。第2打を50センチにピタリとつけた5番でバーディーが先行し1打返すも、その後は11番までバーディーチャンスをことごとく逃し、我慢のパープレーが続いた。
12番はグリーンを外し、4メートルのパーパットを決められず初ボギー。スタート時のスコアに戻ってしまいイライラが募る。
そして迎えた14番・パー5。それまでの鬱憤を晴らすかのように第2打をピン奥6メートルに乗せると、このイーグルパットを沈めて軽くガッツポーズ。「やっと入ったよ」と言って、この日初めてキャディーに笑顔を見せた。
戦闘モードに入った松山はレインウエアを脱ぎ、難関の16番もピン上3・5メートルのややフックラインのバーディーパットを決めて通算1オーバーまでスコアを縮めた。
予選通過は間違いなしと思われたが、上がり18番で悲劇が待っていた。