遅咲きプロのK・キスナー 驚異の22パットで単独トップに

公開日: 更新日:

【全英オープン】

 米ツアー2勝のケビン・キスナー(34)が1イーグル、4バーディー、1ボギーの66で回り単独首位に立った。

 天候が穏やかな午前7時52分スタートの初日はパット数22とチャンスをことごとくカップにねじ込んでいった。

「今月初旬のグリーンブライアーではパットの調子が悪く、今週月曜日にみっちり練習して修正した。グリーンのコンディションが違うので慣れるのに大変だった。明日、雨が降るかもしれない。降らなくても、残り3日間で雨が試合に大きな影響を与えることは間違いない。今日のように残り3日間をプレーするだけ。自分を信じている」(キスナー)

 強豪校ジョージア大出身だが、2006年のプロ転向後はミニツアーや下部ツアーの下積み生活が長く、14年から5年連続でツアーに定着した遅咲きプロだ。

 アイアンのキレ味が抜群のショットメーカーで、昨季の2勝目はJ・スピース、J・ラームとの接戦をものにしている。全英は4年連続4度目の出場になり、最高成績は昨年の54位。ここ2、3年で急成長したダークホースが主役に躍り出た。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動