全英OPに10人出場 “日本人枠”に向けられる世界の厳しい目
今季メジャー3戦目の全英オープン(会場・カーヌスティ・ゴルフリンクス)が19日に開幕する。
出場資格を持つ松山英樹(26)はすでに現地入りして、会場での下見ラウンドを行ったが、今週の欧州ツアー「スコティッシュオープン」や米ツアー「ジョンディアクラシック」の成績で全出場選手が決まる。
出場資格は42ものカテゴリーがあるが、全米オープン2勝のレティーフ・グーセン(49=南ア)が英国最終予選会を突破して3年ぶりに出場権を獲得したとか、10年全米オープン勝者のグレーム・マクドウェル(38=北アイルランド)がスコティッシュオープンで全英出場をかけて戦うというニュースがあり、ビッグネームでも全英出場は狭き門なのだ。
ところが日本選手は松山の他に、秋吉翔太、市原弘大、池田勇太、川村昌弘、小林正則、小平智、宮里優作、谷原秀人、時松隆光と総勢10選手も出場する。
現在までの出場資格者を国別でみると、米国の55選手が一番多く、イングランド21選手、南アフリカ11選手。そして日本と豪州がともに10選手と続く。その後は5選手でスコットランド、スペイン、韓国、スウェーデンの4カ国が並んでいる。