白鵬が突然の方針転換…「年内引退」発言にダメ押したモノ

公開日: 更新日:

■懸賞がたったの5本

 心境の変化か、それとも引退しなければいけない事情があるのか。

 理由のひとつは人気の凋落だろう。横綱は大相撲の看板。白鵬も例外ではなく、かつてはさまざまな企業からオファーが殺到し、ビールや焼酎、ハンバーガーなどといった数々のCMに出演していた。それが現在はゼロだ。

 さらに懸賞の本数も激減。今場所前、白鵬を指定した懸賞は28本。人気ナンバーワンで218本ついた貴景勝はもとより、内弟子の炎鵬(62本)にすらダブルスコアで負けてしまった。しかも、炎鵬は今月から百貨店のCMに出演中。白鵬人気の凋落はとどまることを知らない。

 懸賞で一番多いのは、結び指定。これは「結びの一番なら力士は問わない」というものだ。懸賞には個人指定以外にも、結び前指定や、結びの前々指定など、さまざまな懸け方がある。今場所4日目は本来なら結び前に白鵬―北勝富士戦が行われる予定だったが、白鵬が休場したことにより、取組はなし。この一番についていた懸賞は、たったの5本だった。そのうち、1本は他の取組に変更され、白鵬個人を指定した1本を含む残り4本は取り下げられた。いくら結びの前とはいえ、あの白鵬にたったの5本とは昔では考えられない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    八角理事長が明かした3大関のそれぞれの課題とは? 豊昇龍3敗目で今場所の綱とりほぼ絶望的

  2. 2

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係

  3. 3

    元DeNAバウアーやらかし炎上した不謹慎投稿の中身…たびたびの“舌禍”で日米ともにソッポ?

  4. 4

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    フジテレビ顧問弁護士・菊間千乃氏に何が?「羽鳥慎一モーニングショー」急きょ出演取りやめの波紋

  2. 7

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  3. 8

    菊間千乃は元女子アナ勝ち組No.1! フジテレビ退社→弁護士→4社で社外取締役の波瀾万丈

  4. 9

    中居正広「引退」で再注目…フジテレビ発アイドルグループ元メンバーが告発した大物芸能人から《性被害》の投稿の真偽

  5. 10

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も