Jリーグの7月再開をtotoが後押し 関係者が明かすホンネ
新型コロナウイルス禍で2月末から中断しているJリーグ。それでも、29日にはJリーグの村井チェアマンが「7月最初の週末から再開すると発表するのが既定路線」ともっぱら。そのJリーグを、23日に販売再開となったスポーツくじ「toto」が後押しする。
totoは23日、第1164回分の販売をスタートさせた(販売終了は29日)。対象試合は16日に再開された独ブンデスリーガ第29節(29日~6月1日)。2015年から<通年販売>のためにJリーグがシーズンオフの冬場は、海外リーグ戦を対象試合に組み入れるようになった。しかしtoto関係者のホンネは「毎週末に安定開催してくれるJリーグを対象試合にしたい」である。
「totoは2月15日に新くじ<MEGA BIG>の販売をスタートさせたが、直後にJリーグが中断してしまった。totoはMEGA BIG以外に<単一試合の勝ち負け引き分けを予想するくじ>や<年間順位を予想するくじ>など新機軸をどんどん打ち出して商品ラインアップを増やし、購買意欲を喚起することでさらなる売り上げ増を期待していた。totoの売り上げは全国の各スポーツ団体の環境整備などの原資となっており、全国から『コロナによる収入減で経営難のスポーツ団体は多い。Jリーグを対象としたtotoの一日も早い復活を願っている』という声が出ています」(放送関係者)
J再開をtotoが後押しするのだ。