三笘のドリブルが強豪に通用すれば代表入りと海外が視野に
川崎U-18からトップ昇格を打診されながらあえて学問を求めて筑波大に進んだだけのインテリジェンスがある。分析に裏打ちされているからこそ、迫力大なのだ。
今回のU-24アルゼンチン戦では久保と三笘の共演が見どころだが、海外経験豊富な久保に対して、国内組の三笘はまだ未知数の部分がある。世界的強豪相手に自慢のドリブルとフィニッシュが通用すれば、東京五輪後のA代表入りと海外移籍が見えてくる。
「今までの五輪代表では2018年アジア大会とか2019年ツーロン国際大会とかに参加してきましたけど、あまり活躍できなかった。でも僕は人と合わせることが得意。代表にはうまい選手が沢山いるんで、波長を合わせつつ生かし生かされるプレーをしていきたい。何でもできる選手になれるように頑張ります」
1年前にはこう話していた三笘だが、立場が劇的に変化した今回はU-24代表のエースとして注目される。進境著しいアタッカーの動向が大いに気になる。