サッカー日本代表が始動“和製ネイマール”三笘の攻撃に期待
コロナ禍で活動を停止していた日本代表が今月25日に韓国戦を、26日と29日に五輪代表がアルゼンチンU―24戦を行う。
1都3県の緊急事態宣言延長で中止の可能性もある中、開催された場合は「欧州組抜きのJリーガーだけで代表が編成される」ともっぱら。そこで「攻撃系の主力を張れる」選手として期待されているのが、川崎のMF三笘薫(23)である。
筑波大卒のルーキーだった2020年シーズンは「先発したのがリーグ戦の3分の1以下の11試合」なのに13得点・12アシストの大活躍。今季も絶好調を維持している。
「元日本代表選手、元J監督が『三笘は<和製ネイマール>です。ブラジル代表ネイマールと同じ<反発ドリブル>を得意としているのが強み』と口をそろえる」とサッカー関係者がこう続ける。
「相手と相対した際、進みたい方向と逆の足に重心を移した瞬間、その足を軸足としてグッと踏ん張り、進みたい方向にスパッと抜けていくのが<反発ドリブル>なのですが、ネイマールも三笘も一連の動きを高い次元で素早くこなせ、相手は<分かっていても置いてけぼり>にされる」