阪神低迷にコロナが追い討ち…チーム崩壊でも観客数12球団1位で補強は棚上げ?
泣きっ面にハチである。
阪神は13日、藤浪晋太郎(28)、伊藤将司(25)、江越大賀(29)の3選手がコロナに感染したと発表。濃厚接触者の疑いがある馬場皐輔(26)と山本泰寛(28)は出場選手登録を抹消された。二軍から加治屋、尾仲、石井の3選手が急きょ一軍へ招集され、この日の伊藤、翌14日の先発が予定されていた藤浪が揃って登板を回避。それぞれの代役に小川、桐敷が指名されるドタバタで、試合前から暗雲が立ち込めた。
「二軍もケガ人が多いため野手が9人しかおらず、うち5人が捕手という異常事態。今季は楽天、DeNAがコロナの感染拡大により試合を延期しており、阪神も予断を許しません」(阪神OB)
前日と同様、ベンチで勝利のハイタッチの練習を行って臨んだ中日戦は、緊急先発の小川が五回途中無失点と好投したものの、打線が奮わず延長十回サヨナラ負けを喫した。
これでチームは1勝14敗1分の借金13。16試合終了時で勝率.067はプロ野球史上ワーストという。ただでさえ勝てないところにコロナが追い討ちをかける中、チーム内外で緊急補強を求める声が出ている。