井筒和幸の「怒怒哀楽」劇場
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日本の財政も信用ならないし給付金もどこに配られるやら
やれ、昨日は感染何百人だ、今日は100人増えたと数のことばかり、ワイドショーはそれしか言わない。政府の無策や給付金の足りなさを糾弾する出演者は一人もいない。なんでそんな早く宣言解除したんだ! 感染増…
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アメリカの軍事力だけで世界が保たれてるのかと思うと恐ろしい
デモに暴動にテロに銃乱射、麻薬に詐欺にイジメに自殺、楽しいニュースが何もない。うんざりだ。世界に未来はあるのかって? 子供なんかつくりたくもないという人の気持ちもよく分かるよ。 先週、アメリ…
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飲みに行かないように我慢しても“努力協力金”は出やしない
笑うしかないな。東京都が感染防止のために「コロナ対策リーダーの登録」という、子どもの国みたいな制度を作ったとか。飲食店の店長か店員からリーダーを決め、マスクをしない客や大声で話す客に注意する制度だと…
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3.11から10年…900トンの猛毒デブリの始末はどうするんだ
総務省の役人どもへの接待漬け問題で、国会は騒いでいるが、見事につまらん生中継だ。あんなヤツらのデタラメをいくら追及したところでだ。当時の総務省の担当チンピラ課長までが「そんな報告を受けたという記憶は…
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集団心理的な思考停止…時代の危うさが似ている1964と2021
一昔前、「日本は神の国だから」とあの失言元首相は言ったが、いまだにこの国は何でも最後には神風が吹いて勝つとでも思ってるのか。政府が緊急事態宣言解除を2週間延ばしたのは、感染の様子見かと思ってたら、全…
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政府に五輪など開かせたくない ワクチン配りだけやっとけ
コロナめ。仕事が止まったりなくなったりした人がどれほどいることか。近所のラーメン飲み屋だって全日シャッターを下ろしたままだ。1日6万円補償で、もう2カ月経った。計360万円、このデタラメ国家から経済…
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行政の話もせず何10万円も払って一緒に飲むバカはいない
いじましい、いやらしい性根の腐った役人の見本だ、総務省の処分された幹部官僚どもは。「官邸権力」に自分の出世や人事を握られているだけでヘーコラフーコラするため、霞が関に日参してきたんだ。 接待…
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心を震わせた傑作名作を述懐 今の若者たちよ、欲を出せ!
ニュージーランド政府は見事だ。判断が早かった。先日、最大都市オークランドで家族3人が変異コロナウイルスに感染すると、すぐに3日間の全面ロックダウン、つまり都市封鎖を発令し170万人の行動をすぐ止めた…
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今の資本主義では限界…久しぶりに地球の未来まで考えた
ナニクソめ! とコロナにめげず、映画「無頼」は現在も順次公開中だ。本日から東京の渋谷アップリンクというミニシアターでまた上映される。うれしいことだ。なにせ、「ヤクザと家族」とかいうファミリー向けの任…
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不要不急? 忘れかけた味わいを取り戻しにいくのは必要だ
関西にしばらく戻れていない。ウマいものを食べてないから気が晴れないのだ。半世紀前から行きつけてきた大阪ミナミの居酒屋「二色」に「おう、どないやねん、来たでぇ」と声を上げて飛び込みたいのに、いつになっ…
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こんな頼りない奴によくもこのコロナ地獄を任せてしまったもんだ
「GoToトラベル」の再開をまたぞろ政府は考えてやがるが、そんな予算があるなら、医療対策に全部回したらどうなんだ。入院先が見つからないまま搬送中に死んでしまう人が続出してんだぞ、バカ政府め。緊急宣言の…
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麻生大臣、どの口曲げて「給付金の支給ナシ」と言えるのか
コロナめ、地球にどれだけ貸しがあったのか。猛威を振るってやがる。森林の乱開発や異常気温で、ウイルスどもが目覚めたのは確かだろ。花のお江戸も感染地獄の最中だ。 おかげで、23日から「無頼」の舞…
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新政権になってアメリカは正気を取り戻せるのだろうか?
アメリカは世界一のコロナ禍でクタクタだというのに、あの与太者トランプに扇動された議事堂乱入暴動の“トランプ禍”まで重なり、最後の最後まで大混乱に見舞われた。 議事堂の中の警察官まで暴漢に味方…
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コロナ伝染経路 人間社会すべての偶然はすべて必然なのだ
新年早々から脅かされた。公開中の我が映画「無頼」に出ている四百余人の俳優の中で、ヤクザのひとりを演じた中年男優が「今年もよろしくお願いします」の年賀挨拶に続け、「正月3日にコロナで陽性になってしまい…
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ガースー政府は野宿者救済策を正月休み返上で算段してみろ
我らの「無頼」の公開が始まった。新宿も池袋も劇場さんはコロナ対策で大変だけど、何の反動でか知らないが、お客さんの入りはすこぶる良くて、大好評だ。多分、皆さん、憂さ晴らしに足を運んでいただいているのだ…
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年の瀬に思う…深作欣二監督のヤクザ映画に出会ったこと
毎年、年の瀬になると必ず、わが青春の映画、「ゴッドファーザー」「仁義なき戦い」を思い出す。1972年暮れ、ボクは二十歳になったばかり。大阪ミナミの宗右衛門町にあった舞台付きのグランドキャバレーのショ…
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映画館は「人生の学校」コロナで閉じてしまわないでくれ
不要不急の自粛どころか、今週は毎日1人で我が映画「無頼」の宣伝キャンペーンで飛び回っていた。大阪のFMラジオの本番で中年DJさんから開口一番「僕は『ガキ帝国』からずっと見てきたんです。これは不良映画…
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8年ぶりの新作映画「無頼」フィルムは情感の色を表現する
ここ半年間、映画館で大人が見られる映画がほんとになかった。今も、興行界はアニメに席巻されて、他には犯人捜しのドラマぐらいか。これは多くのアメリカ映画勢が本国のコロナ規制で公開中止されたままで日本公開…
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アメリカのひび割れを修繕できる真のヒーローはいるのか
アメリカの新型コロナ感染は凄まじいことになっている。死者もまだまだ増えている。往生際の悪いあの金髪のバカ者なんか放っといて、マスク義務対策ぐらい各州ですぐやったらどうなんだろう。敵だ味方だといがみ合…
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バイデンさん、ほんまに頼んまっせ 壊れたものを取り戻せ
ひとまず、バイデン氏が勝ってやれやれだな。我らもホッとしたし、世界中もホッとしたんじゃないか。アメリカこそ国際協調路線に戻さないとダメだし、地球温暖化対策も戻さないとダメだし、トランプが壊してしまっ…