特別寄稿
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ロシアのウクライナ侵攻は米軍のイラク戦争とどう違うのか
国連憲章によれば国家が武力を行使できるのは自衛権の行使(51条)か、安全保障理事会が軍事的措置を認めた場合(42条)に限られる。今回、ロシアはウクライナから攻撃を受けていたわけではないから自衛権の発…
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「悪い円安」という言葉では正確な現状認識はできない まともな経済力学の逆襲が始まった
「悪い円安」という言い方に違和感を覚えます。そこには、基本的には円安は良いものだという発想が底辺にある。しかし、わざわざ「悪い」と接頭語を付けるのは、時代錯誤であり、精緻さに欠ける認識。日本は債権大国…
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ウクライナ軍事侵攻下で行われた第94回アカデミー賞を総括する
3月27日(日本時間28日)にロスアンゼルス・ドルビーシアターで挙行された第94回アカデミー賞で、濱口竜介監督(43)の「ドライブ・マイ・カー」が国際長編映画賞を受賞した。日本映画としては2008年…
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大丈夫なのか?「バブル崩壊」も「高金利時代」も知らない世代の不動産購入
最近マスコミからよく受ける質問として「今後、不動産価格はどうなるのか?」というものがあります。東京の新築マンションの住宅価格は収入の13倍にまで高くなっています。これに対する私の回答は単純で「さらに…
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ロシアへの制裁で目の当たりにした「経済の凶器化」と「通貨のデジタル化」の怖さ
まず最初に言っておくべきことがあります。我々は蛮行や暴挙を、人類の進化の中で歴史の向こう側に置いてきたはずです。ロシアのウクライナ侵攻は絶対に許してはいけない。しかし一方で、こうした発言が、各国の軍…
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日本は本当に米中戦争に参戦するのか…「損害見積り」で見えた経済への大打撃
政府は中国を念頭に防衛力の「抜本的強化」を目指し、米軍との共同演習を拡大、台湾の独立か統一かを巡って戦争になれば参戦する準備を進めている。その戦略を考えるにあたってはこちらの損害見積もりも重要だ。 …
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黒田日銀総裁の「絶対矛盾」がもたらす歯切れのよさに失笑を禁じえない
日銀の黒田東彦総裁の話はいつも「このボタンを押すと、このセンテンスが出てくる」という感じで、同じ言葉が繰り返されることが多いのですが、1月17、18日の金融政策決定会合の直後に行われた記者会見は、い…
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2030年札幌五輪招致「町おこし」的な下心では開催する意義はない
まもなく北京冬季オリンピックが始まろうとしている。最近の毎日新聞の世論調査によれば、「60%が(同五輪を)楽しむ気持ちになれない」という結果が出ている。 開催か中止か、世論を二分した中で開か…
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2022年の不動産はどうなる?「日本の最高峰・銀座も今年が正念場」
東京・中央区銀座7丁目の喫茶店「銀座ウエスト」にて、この原稿を書いています。かつて勤め人だった頃、この店の隣にある旧リクルートG7ビルで働いていました。当時からこの辺りのカフェでは夕暮れ時、夜の女性…
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日本経済のミイラ化が招く「21世紀の2.26事件」…それが2022年恐怖のシナリオ
今年は過去にないほど先行きが見通せません。考えられる最も恐ろしいシナリオについてお話ししましょう。 世界中で突如としてインフレが再来しています。米FRB(連邦準備制度理事会)はこのインフレを…
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山下泰裕JOC会長を北京に派遣? 日本の「五輪音痴」ここに極まれり
米国が北京冬季五輪の“ボイコット”を発表した。ボイコットといえば、1980年のカーター米国大統領によるモスクワボイコット宣言が想起される。 アフガニスタンに侵攻したソ連に対しての抗議として、…
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「陣笠議員」と揶揄された人々の動向がカギを握る自民党総裁の行方
安倍・菅政権の政治の本質は対米隷属であった。対米隷属ということでは日本の株式も同じである。NY市場が上がれば東京市場も上がり、下がれば下がる。 【写真】この記事の関連写真を見る(21枚) …
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米中90分の電話会談 バイデンの本音は「紛争回避」、台湾も「現状維持」が共通利益だ
バイデン米国大統領と中国の習近平国家主席は10日、90分にわたる電話会談を行った。これは米国側が求めたもので、ホワイトハウスの発表によれば「両首脳は競争が紛争へと発展しないことを確実にするため、両国…
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自民党の政治家たちは完璧な“バブル”の中に生きている 総裁選めぐるドタバタで見えた本質
自民党総裁選に出馬もできず、解散総選挙も人事刷新もできず、菅首相が退陣に追い込まれました。そこに至る過程や、総裁選に誰が立候補するのか、派閥はどうするのかなど一連のドタバタの中で、自民党という政党の…
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オリンピックに思う近代五輪の終焉
今回の東京五輪で何かが変ったと感じるのは、私だけだろうか。 夏空に回転するスケートボードの少年少女たちの演技を見て、近代五輪は終ったと、はっきりそう思った。 パリ五輪では新たにブレイ…
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自民を牛耳る3A+S「今の世の中、右も左も真っ暗闇じゃござんせんか」が日本の姿
菅内閣が揺らいでいる。内閣支持率が30%をきり、20%台になると内閣が「危険水域」に入ったとされる。時事通信が最近実施した世論調査では29.3%と30%を切った。この時の世論調査では、内閣支持率より…
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五木寛之氏「夜明け前を生きる」
ステイホームの日々が続いて、最近なんとなく新聞を読むことが多くなった。 と、いってニュースは速報性に欠けるし、解説記事も、どことなくバイアスがかかっている感じで、いま一つだ。 そんな…
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森喜朗組織委会長は辞任不可避 これだけの理由
東京オリンピックは緊急事態を迎えた。森喜朗東京オリンピック組織委員会会長が女性蔑視発言をして問題となり、それを釈明し、謝罪する会見で逆にジェンダー問題を全く理解していないことを露呈してしまったからだ…
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「PSR」の意識が完全欠落した菅政権が第3波をもたらした
昨今、CSR(企業の社会的責任)への高い意識が企業に求められるようになっていますが、それと同等か、それ以上に我々は政治に「PSR(政治の社会的責任)」を強く意識してもらうべきなんじゃないか。そんなこ…
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バブル崩壊の予兆がそこかしこに…不動産からも見える近未来
昨年は、コロナ禍一色でした。飲食、観光、航空、運輸産業においてはいまだ甚大な被害が続いています。それなのに、世界的な大規模金融緩和の影響もあり、日本、及び米国を含めた各国の株価は高値圏にあります。不…