北見伸 大いに語る
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「コロナが収まるまではマジックよりプロデュースの方が主になります」
伸の息子たち、山上兄弟は、小学生にして売れっ子マジシャンになった。 「僕も忙しい時期だったので、何カ月も会えないこともありました。2人が出るテレビ局に出向いて、ショーの打ち合わせをしたこともあ…
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山上兄弟をプロデュース キャッチフレーズで考えたのが「てじなーにゃ」です
伸には2人の男の子がいる。長男が佳之介、次男が暁之進という。まるでお侍のような名前だ。 「古風な名前にしようと、そう名付けました。長男が6歳の年に、僕のマジックショーに子役として舞台に出したの…
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女性マジシャンを育成「弟子が売れると、師匠が偉く思われるんです」
平成12年ごろから、伸は女性マジシャンの育成を始めた。 「まず、オーディションをしました。その際、マジックの心得がある子はあえて落として、ダンスが得意とか、歌がうまいとか、華があるとか、タレン…
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「国立演芸場始まって以来の大掛かりなマジックと言われました」
落語芸術協会の会員である伸は、大掛かりなイリュージョンを演じる傍ら、寄席出演を継続していた。 「浅草に、色物芸人だけが出演する松竹演芸場という寄席があって、そこにも出てました。漫才師やボードビ…
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ラスベガスのショーをきっかけにイリュージョンの道へ
伸は20代でマジックの世界大会に出場し、その時知り合った有名マジシャン、ランス・バートンの紹介でラスベガスのショーに出ることになった。 「ランスの前に出たのですが、幸い劇場のお客さまは日本人に…
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「何十回練習するより高座で1度やったほうが身に付くものでして」
伸の師匠、北見マキは和妻を演じていたが、弟子に同じことをさせなかった。 「僕はマニプレーションマジシャンとしてデビューしました」 マニプレーションとは聞き慣れない言葉だ。 「両手…
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コロナ禍で世界中のマジシャンが仕事をなくしてるんじゃないでしょうか
北見伸は寄席にも出演するマジシャンだが、日本有数のイリュージョニスト(人体消失のマジック)として知られている。「てじな~にゃ」で有名になった少年マジシャンコンビ、山上兄弟を売り出した父親でもある。近…