亜細亜エンタメ最前線リポート
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韓国ドラマの“ネトフリ1強”いつまで続く? 超大作「京城クリーチャー」も期待ハズレに
今では日常生活に当たり前のように根付いている動画配信サービスだが、2015年が動画配信元年といわれている。この年にネットフリックスも日本に上陸したが、“ネトフリ”の存在感が一気に高まったのはコロナ禍…
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台湾で公開された「青春18×2」は、日本の実写映画としては異例の好スタートを切った
台湾でも韓国エンタメは根強い人気がある。動画配信コンテンツの調査会社FLIXパトロールで台湾の視聴ランキングを見ると、上位にランクインしている作品は韓国ドラマが多い。 もちろん日本のエンタメ…
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台湾エンタメが強くなったワケ(3)ドラマ「選挙の人々」は#MeToo運動のきっかけとなった
韓国でMe Too運動が起きたのは2018年のこと。起爆剤となったのは次期大統領候補といわれていた安熙正(アン・ヒジョン)忠清南道知事の女性秘書による告発だった。知事から性的暴行を受けたとテレビで証…
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台湾エンタメが強くなったワケ(2)“巻き込み上手”で作品のクオリティーが飛躍的にアップ
2020年に韓国映画「パラサイト 半地下の家族」が米アカデミー賞で4冠に輝き、ポン・ジュノ監督は記者会見でこう語った。 「我々は香港映画産業がどのように衰退していったか鮮明に記憶している。同じ…
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台湾エンタメが強くなったワケ(1)韓国が急失速…コロナ禍での映画料金値上げも追い打ち
韓国エンタメがかつての勢いを失っている。ネットフリックスでは相変わらず韓国ドラマが次々と配信され、TOP10(日本)に入っているが、コロナ禍とは明らかに様子が違っている。 コロナ禍に突入した…
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映画「パラサイト」の半地下はまだマシ…韓国の貧困層を襲う“雪だるま式”の不幸
韓国の美容整形番組「Let美人」は日本の「ビューティー・コロシアム」の韓国版だ。容姿に絶望している整形希望者が大掛かりな整形手術を行い、超美人に生まれ変わる。 毎回驚かされるのがビフォーアフ…
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麻薬がまん延…リアル「犯罪都市」と化した韓国で起きていること
昨年12月に亡くなった人気俳優イ・ソンギュンさんの死について書いてきた。違法薬物の使用容疑で数カ月にわたる捜査が続き、最後の取り調べは19時間にも及んだ。その直後、イ・ソンギュンさんは自ら命を絶った…
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愛され続けたイ・ソンギュンさんの光と影(3)はじめから逮捕ありきの、警察による“司法殺人”ではないか
違法薬物使用の疑いで警察の取り調べを受けていた人気俳優のイ・ソンギュンさんは自殺する直前、19時間にも及ぶ取り調べを受けていた。この頃、警察の無理な捜査が批判されていたが、イ・ソンギュンさんの供述内…
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愛され続けたイ・ソンギュンさんの光と影(2)捜査情報はダダ漏れだった
イ・ソンギュンさんの違法薬物使用疑惑が報じられてから自殺するまでの2カ月間、彼を取り巻く状況は異例中の異例だったといえる。麻薬使用疑惑が浮上した渦中の俳優がイ・ソンギュンさんであると一斉に報じられて…
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愛され続けたイ・ソンギュンさんの光と影(1)なぜ自ら死を選択せねばならなかったのか
今年1月28日、フランスの「ジェラルメ国際ファンタスティカ映画祭」で故イ・ソンギュンさん主演の韓国映画「眠り」が大賞に輝いた。韓国映画が同映画祭で大賞に選ばれたのは2004年の「箪笥」(03年)以来…