病気を近づけない体のメンテナンス
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脳<下>ストレスを解消し脳を癒やす方法 睡眠だけじゃない
心身のストレスを解消して脳を癒やすには、「質の高い睡眠」が非常に重要になる。眠ることで外部からの情報を遮断し、ストレス刺激による大脳皮質の活性を抑えているからだ。 質の高い睡眠を得るには、睡…
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脳<上>ストレスから守るセロトニンを増やす3つの習慣
精神的ストレス(以下、ストレス)が加わり続けると、脳が反応して心身にさまざまな弊害がもたらされる。具体的に脳にどのように影響するのか。脳科学者(東邦大学名誉教授)で「セロトニンDojo」代表の有田秀…
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首・肩<下>肩こり改善に必要な肩甲骨チェックと5つの体操
肩がこると、首をぐるぐると回したくなる。しかし、それはやってはいけない。気持ちよく感じるかもしれないが、かえって逆効果になる。 東京医科大学病院・整形外科の遠藤健司准教授が言う。 「肩…
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首・肩<上>肩こりには肩甲骨はがし体操が効く
厚労省が行う国民生活基礎調査(3年ごと)の自覚症状の有訴者率で、毎回、女性の1位、男性の2位にランキングされるのが「肩こり」だ。それだけ治りにくく、間違った対策をしている人が多いといえるだろう。 …
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前立腺<下>肥満が男性尿トラブルを助長…対策は4つある
海外の有名な研究に、前立腺に炎症があると前立腺が肥大して、頻尿を中心とする下部尿路症状が表れやすくなるという報告がある。前立腺に炎症と肥大を引き起こす要因は何なのか。独協医科大学埼玉医療センター・泌…
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前立腺<上>食後30分以上のウオーキングは夜間頻尿の9割に効く
加齢とともに増えてくる「頻尿」「夜間頻尿」「残尿感」「尿が出にくい」などの男性の尿トラブル。最も多い原因は「前立腺」の肥大によるものだ。男性特有の臓器である前立腺はクルミ大ほどの大きさで、膀胱の出口…
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肝臓<下>下戸の肝臓病NAFLDには成人の2割が罹患する
肝炎から「肝硬変」や「肝がん」に進行する原因として、「肝炎ウイルスの感染(主にB型とC型)」や「大量の飲酒」がよく知られている。しかし、この両方に該当しないから「自分は大丈夫」と安心してはいけない。…
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肝臓<上>水と交互に飲み1週間に2日の休肝日を設けたい
体内の臓器で最も大きく重たい「肝臓」。1日に一升瓶にして1200本分もの血液が流れ込む。肝臓の働きの中でも重要なのが、①食べ物から取った栄養素を体で使える形に変える「代謝」、②アルコールや有害物質な…
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腎臓<下>人工透析にならないための対策 3つのポイント
動脈硬化を進行させる糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病は、「慢性腎臓病(CKD)」の大きな発症リスクになる。血液をろ過し、尿をつくるという重要な働きをしている腎臓は、毛細血管の塊のような組織…
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腎臓<上>自覚ない慢性腎臓病で心疾患・脳卒中のリスク上昇
普段、健康に気を使っている人でも、「腎臓」の調子を気にする人はほとんどいないだろう。何らかの腎障害が慢性的に持続している「慢性腎臓病(CKD)」の状態でも、初期にはほとんど自覚症状がないからだ。気が…
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腸<下>便秘に効くオリーブオイルの取り方4つ 医師が伝授
便秘と寿命の関係を示す興味深い研究がある。研究者のJ・Y・チャンが、1988年から93年までの間に20歳以上だった米ミネソタ州に住む約4000人を対象に、慢性的な便秘がある人とない人を2008年まで…
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腸<上>14%が便秘…排便のコツは朝の水分で腸を刺激する
全人口の約14%(約7人に1人)が「慢性便秘」と推計されている。年代別で見ると20歳から60歳まででは女性が圧倒的に多いが、65歳以上の高齢層になると男女とも年齢が上がるにつれて、便秘を訴える人が急…
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【胃】食後に不具合 ダンピング症候群には早期と後期がある
胃がんなどで胃を切除した人は、食べ物が胃にためられることなく一気に小腸へ流れ込んでいく。そのため、さまざまな症状が起こりやすくなる。ダンプカーなどで積み荷を一気に投げ下ろすことを表す言葉を使って、「…
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【胃】手術後の食事はよく噛む、ゆっくり食べる、腹七分目
胃がんの原因となるピロリ菌の感染は若い世代では減っているが、いまだに胃がんの罹患率は高い。早期であれば内視鏡で簡単に治療できるが、胃を切除したとなるとその後の生活にいろいろ影響が出てくる。どんな変化…
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【胃】40歳を過ぎたら内視鏡検査かABC検査を受ける
空腹時にみぞおち付近の痛み(心窩部痛)を引き起こす「胃潰瘍」。胃酸から胃粘膜を守る防御機能が低下し、胃粘膜の傷ついた部分が潰瘍となる。ストレスが誘因で起こることが多いが、特に大きな原因となるのが胃に…
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【胃】もたれや痛みなどの不調はプチ断食では解消しない
年を取るほど脂っぽい物や甘い物をあまり食べられなくなる。それは加齢に伴って胃の働きが低下するからだ。 無理してたくさん食べると「胃もたれ」、少し食べただけでお腹がいっぱいになる「早期飽満感」…
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のど<下>風邪で痛みが出るのは正常 安易な咳止めは考え物
風邪やインフルエンザが気になる季節がやってきた。「私はのどが弱いから、すぐ痛くなる。風邪をひきやすいのだ」と思っている人も多いだろう。しかし、それはまったくの勘違い。のどは口から入った病原体を最初に…
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のど<上>加齢とともに衰える…「のどトレ」の正しいやり方
体の老化を表す「血管年齢」や「皮膚年齢」「脳年齢」という言葉はよく聞くが、のどや肺も加齢とともに衰えるという認識を持っている人は少ないのではないか。 声を出すときに使う筋肉は、のみ込む(嚥下…
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【肛門】500万人以上が悩む…便失禁を防ぐ3つの生活習慣
加齢による肛門括約筋の衰えで起こる漏出性便失禁は、排便後にも直腸に残っている粘液としての便が漏れるケースが多い。 漏れる便は少量なので、対策として尿漏れパッドやナプキンを使っている人が多いと…
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【肛門】お尻のかゆみの原因は「拭き残し」か「拭き過ぎ」
肛門に現れる「かゆみ」「痛み」「血が付く」などの症状。誰もが経験していながら、他人にはなかなか相談できないことだろう。何が原因として考えられ、どんな対処をするといいのか。 「東肛門科胃腸科クリ…