Dr.中川 がんサバイバーの知恵
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日本エレキテル連合・中野聡子の投稿で注目 子宮がん「体部」と「頸部」とでは組織も治療も違う
お笑いコンビ・日本エレキテル連合の中野聡子さん(39)は、昨年12月に予定されていた単独ライブを子宮頚がんの治療のため中止すると公表していましたが、今月20日に「先生方に丁寧に調べていただいたところ…
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高橋幸宏さんは70歳で他界…脳腫瘍は原発性の方が転移性より手術が難しい
YMOのメンバーでドラマーの高橋幸宏さんが70年の生涯を閉じたと報じられました。大ヒットした「ライディーン」の作曲を手掛けたほか、ファッションリーダーとしても有名で、若いころは私もその着こなしをまね…
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坂本龍一さんは体力低下を告白 8割が苦しむ“がん悪液質”の2つのサイン
「かなり体力が落ちてしまって。1時間とか、1時間半とか、通常のコンサートは難しいです」 今月5日のNHKの番組に出演した音楽家の坂本龍一さん(70)はがんとの闘病生活についても触れ、最近の体調…
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箱根駅伝で実況の菅谷大介アナはすい臓がん克服…早期発見には管の拡張をチェックする
正月の風物詩といえば箱根駅伝でしょう。そのゴール地点で、駒沢大学が全日本、出雲と合わせて大学駅伝3冠を達成した瞬間を伝えた日本テレビ・アナウンサーの菅谷大介さんは昨年8月、すい臓がんであることを公表…
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「陽子線超小型装置」普及で広がる治療の可能性 江戸川病院で1号機導入へ
陽子線治療をご存じですか。放射線治療のひとつで、従来のX線に比べてがんにより高いエネルギーをピンポイントで照射できるためとても効果的ですが、がん患者が多い東京にはその施設がありませんでした。 …
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歌手・水木一郎さんが他界…肺がんの脳転移は放射線と薬の順番で予後が変わる
歌手・水木一郎さんの命を奪ったのは、肺がんでした。享年74。先月27日にライブでステージに上がってから9日後の訃報でした。肺がんは罹患数2位、死亡数1位で、日本人に多いがんですから、人ごとではありま…
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大腸がんの罹患率や死亡率 生活習慣の影響は遺伝的影響を上回るのか?
今回こそはベスト8へ。サッカーW杯で日本代表はドイツとスペインを破っただけに、期待が大きかったですが、クロアチアにPK負け。決勝トーナメント1勝して、8強入りの夢は持ち越しです。 それで思い…
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崔洋一監督が他界…「膀胱がん」の再発チェックはM時開脚で
映画監督・崔洋一さんの命を奪ったのは、膀胱(ぼうこう)がんでした。3年前にがんが見つかると、全摘されたそうですが、昨年春にリンパ節などへの転移が見つかり、今年1月になって、新たな抗がん剤治療を受けて…
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皮膚がんの病院選びは形成外科の実力も重要 ドイツ代表GKノイアーは3度手術
サッカーW杯の初戦で日本と対戦したドイツのGKノイアーは、カタールの日差しを気にしているようです。今月2日、自らのSNSで顔の皮膚がんで3度の手術を受けていたことを告白。開幕前の記者会見では「しっか…
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前立腺がんは遺伝子変異が関係?予防的摘出も W杯オランダ代表監督は放射線で克服
サッカーW杯カタール大会が20日に開幕します。私は暁星小中高時代にサッカー部でしたから、大のサッカーファン。日本戦はもちろん、サッカー強豪国の試合がとても楽しみです。 そんな中、注目している…
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天皇陛下の検査報道で注目 前立腺がん「PSA」と「MRI」の位置づけ
天皇陛下が前立腺を調べるためMRI検査を受けたところ、前立腺肥大でした。宮内庁は「特に懸念される所見はない」としていますが、月内に組織検査を受けるそうです。半年に1回ほど血液検査でPSAをチェック。…
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長崎大病院で医療事故…「ロボット手術」の安全性と医療施設の選択基準
長崎大学病院での医療事故が報じられました。報道によると、今年7月、県内の女性(当時54)が子宮体がんのため手術支援ロボット・ダビンチを使って子宮を全摘。8月1日に退院し3日後、下半身から大量出血し、…
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子宮頸がんステージ2bで手術はNG 世界標準を無視して被害も
「マザーキラー」をご存じでしょうか。子宮頚がんのことです。毎年1万1000人が罹患(りかん)するこのがんは、若い女性に多く、30代までが4割を占めています。出産年齢の女性の命を奪うため、そう呼ばれるの…
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秋野暢子さんは疑問を投稿 がんのステージは進行度、では余命との関わりは?
皆さんは、どう思われるでしょうか。女優の秋野暢子さん(65)は18日、自らのブログにがんのステージにまつわる疑問を投稿。「頸部食道癌、下咽頭癌、ステージ1~3、リンパ転移が認められる」と診断を語った…
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難治すい臓がんに光 国内7番目の重粒子線治療の施設が誕生
東北初の重粒子線治療施設として、山形大医学部の東日本重粒子センターが今月3日からすべてのがんに対する重粒子線治療をスタートし、話題を呼んでいます。 重粒子線は放射線の一種で、炭素の原子核を光…
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再発肺がんで急逝した三遊亭円楽さん 報道より進行していた可能性
肺がんで亡くなった落語家・三遊亭円楽さん(享年72)が4日、親族や直弟子21人に囲まれて荼毘(だび)に付されたそうです。葬儀の最後、奥さまが「楽ちゃん、ありがとう」と声をかけると、お経をあげた菩提寺…
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秋野暢子さんは体力低下を投稿 がん患者は週2回の筋トレを
がんと診断されると不安が募り、気分が落ち込みます。さらに治療中は肉体的なつらさも重なって、運動不足に拍車がかかることが珍しくありません。 「いつものルーティンコースの半分を倍の時間かけて歩いて…
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日本でも重要ながん対策のツボ 米バイデン大統領は死亡率半減を宣言
米バイデン大統領は、がん克服を「国家目標」とする演説を行っています。今後25年でがんによる死亡率を半減させる方針です。米国では6年前にすでに大規模な研究事業がスタートしていて、日韓とも連携。それを加…
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古谷一行さん急逝…胃全摘による激ヤセで抗がん剤の副作用は重くなる
昭和の名優がまた一人亡くなりました。数多くのドラマや映画で個性あふれる演技を披露した古谷一行さんです。所属事務所の発表や報道などによると、先月23日、体調不良から大事をとって検査入院したところ、その…
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桑野信義さんが投稿 大腸がん手術後の排便障害はオムツでもつらい
がん統計の正確な数値は、罹患(りかん)数が2、3年、死亡数が1、2年遅れて公表されます。これを数学的に補正して、その年の数値を予測するデータもあり、2022年の罹患数予測トップは大腸がん。大腸がんは…