「快眠したければ『首』を緩めなさい」小林弘幸著
近頃どうも眠れないという人は、首のコリに原因があるかもしれない。現代人はパソコンやスマホの使用で、長時間首を前傾させた姿勢を取りがちだ。すると、頚椎の1番目と2番目につながっている「肩甲挙筋」に疲労がたまり、首全体にコリが広がる。首の筋肉周辺には太い血管が集中しているため、血流が悪くなるとその影響は全身に広がり、上質な眠りをもたらす副交感神経の機能も低下。不眠が続く事態に陥るのだ。
本書では、首のコリに対するさまざまな解消法を紹介。40度前後のお湯に首まで5分、半身浴で10分つかる入浴法や、首と骨盤の下に丸めたタオルを置いてあおむけに寝るストレッチ法など、かたまった首が緩むメソッドが満載だ。
(小学館 700円+税)