「4週間でぐっすり眠れる本」岡島義著

公開日: 更新日:

 睡眠障害の専門医である著者が、不眠を解消するために開発された認知行動療法について分かりやすく解説。「寝床に入ると目が冴える」といった睡眠に関わる緊張感を修正しながら、「寝不足のため休日は何もやる気が起きない」などの不眠が続くことで癖になっている生活習慣も改善していく。

 この認知行動療法は、不眠患者の7~8割に効果が表れるという。まず行うのが、「睡眠ダイアリー」をつけること。寝床に入った時刻や、いよいよ眠ろうとして照明を消した時刻、目が覚めた回数や再び眠りにつくまでの時間などを1週間記録し、“眠りの質”を明らかにしていく。

 そして、「眠れないことで何が起こるのを恐れているか」を明確にしながら、4週間で眠れない原因を取り除いていく。

(さくら舎 1400円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…