時代劇の中にタイムスリップしよう編

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「龍馬奔る」山本一力著

 17歳の坂本龍馬に、11歳年上の河田小龍は南蛮渡来の世界地図を見せた。その地図に描かれた日本は他の大陸とはけた違いに小さかった。そして龍馬は、海で遭難した漁師、万次郎がアメリカから帰国したことを聞かされる。万次郎が地図に描かれた大きな海を渡ってアメリカに行き、そして戻ってきたことを知った龍馬は「海に境目を設けたり、鎖国をしたりするのは、走る身体に着衣をまとわりつかせるも同然の愚挙だ」と言い切った。小龍は龍馬に「できる限り早く、おまえは江戸に行け」と命じる。

 若き日の龍馬を描く「山本版 龍馬伝」の第2弾。(角川春樹事務所 1600円+税)



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