「人でなしの恋。」大石圭著

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 29歳の慎介は、勤務していた大学病院を辞め、父の後妻・ルナの介護に明け暮れる。7年前、父は母の葬儀から1カ月も経たずに慎介と3歳しか離れていないルナを家に招き入れた。3年前に階段から転落して半身不随になったルナを献身的に介護してきた父が、1年前に急死。慎介はルナに懇願され、介護を引き継いだのだ。美しいルナに湧き上がるよこしまな欲望を隠しながら、慎介は介護を続ける。ルナへの思いが募る慎介は、外出先で見かけた女性を拉致。外科的処置をし身動きできなくして、屋敷の一角で飼育を始める。ルナそっくりに化粧を施し、抱こうとするが、代用品では慎介の体は反応しない。

 青年の屈折した愛を描いた長編小説。(光文社 580円+税)

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