南北両極を初めて単独徒歩横断 冒険家・大場満郎さんは今
85年からは、毎年のように北極へ出かけ単独歩行の冒険を続けた。
「南へ行ったから次は北って感じで、深い意味はなかったんです。ところが、北極圏に住むイヌイットの生活に魅了されてしまいましたね」
単独歩行はリスクが大きいのでは?
「その通り。でも1人だと全部マイペースでできるでしょ。気楽なのがいいんですよ」
34歳の時にフィアンセを病気で亡くし、現在も独身だ。
「30代、40代のころは極地にいることが多くて、恋愛どころじゃなかったからねえ」
講演会の依頼、また各種体験学習のメニューや料金は同校のHPを。 (取材・文 高鍬真之)