未唯mieさん懐かしむ バブル期の打ち上げのイケイケ2次会
ワインをたしなむようになったのは30歳を過ぎてから。といっても、グラスで2杯とか3杯。あくまでマイペースです。
その頃、関西へ行くとよくごちそうしてくださったのが神戸にある鉄鋼関係の仕事をされていた島田文六さん。中村美律子さんのヒット曲「島田のブンブン」のモデルともいわれる方で、ワイン好きが高じてフレンチレストランのオーナーになったというほどのグルメ中のグルメな方です。
ある時、お店へお邪魔したら、5個ほどグラスを並べて、「どれが好みや?」とお尋ねになられたんです。
私はしっかりした味わいのボルドー系が合うようで、「これかしら」と選んだグラスのボトルを持ってきていただいたら、「シャトー・オー・ブリオン61年」でした。
すると島文さんは「ほー、なかなかやな」とえびす顔。ほかにも「シャトー・ラトゥール」とか名だたる銘酒があったようですが、軽くさらっと飲めるタイプよりも、「さあ、飲んでみろ!」みたいな個性的な方が好きなのは、今も変わらないですね。
ただ、ひとつ守っていることがあります。コンサートやライブの前日にはお酒を飲まないようにしています。だって、私にとって喉は楽器なんですから。