FC会費で年間100億円 嵐「活動休止」の思惑とファン心理
「ジャニーズ側が既存ファンを優先することを発表してくれたことは、ファン思いだなって初めはすごく感謝しました。でも、復帰コンサートのチケット発売でも既存ファンを優先するとしたら、活動休止中もずっとファンクラブの年会費4000円を払い続けないといけないんだなあって、ファン仲間と話しています。もちろん、休止後もやめるつもりはありませんが、休止期間が何年も続いたらと思うと、すごく不安になりますね」(ファンクラブ会員のひとり)
250万人から毎年4000円を集めると、事務所としては年間100億円が入ることになる。それをみすみす手放すのは惜しいということだろう。
「会見でも、大野智は芸能界引退も考えていたことを明かしていました。それでも、即引退やグループ解散ではなく活動休止が落としどころになったのは、年間100億円という莫大な利益を生むファンクラブを失いたくないという事務所側の思惑もあったでしょうね。しかも、コンサートチケットの抽選を既存ファン優先となれば、ファン心理としては、復帰コンサートを見たいという思いから簡単にやめられない。ジャニーズ事務所は発表していせんが、デビュー25周年になる23年復帰説が囁かれています。ただ、3年間の休養で大野が戻ってくるかどうかは微妙なところ。そうなると、ファンはずるずると年会費を払い続け、事務所には巨額な会員費が入り続けることになるでしょうね」(芸能ジャーナリスト・浅見麟氏)
ファンへの優しさが、逆にファンを苦しめることになるのだろうか……。