秋篠宮さまは周囲に配慮しすぎて眞子さんと最後まで向き合わなかった
週刊誌の記事について「創作というか作り話が掲載されていることもあります」と批判し、「雑誌であれネットであれ、私としてはそういう言葉は許容できるものではありません」と雑誌やネットメディアに対して強い拒絶感を示した。親としてはその通りだろう。でも、秋篠宮さまは次の天皇となる皇嗣である。今後、皇室が国民と話し合いの場を広げるならマスコミが大きな役割を果たすことになるのに、皇嗣自らマスコミに敵愾心を見せてどうするおつもりなのだろうか。
そしてこうも述べた。週刊誌に書かれたことで「秋篠宮家以外の皇室にも影響が出たということを感じたからです。例えば(略)天皇皇后両陛下がどういうふうに感じているとか……」。
あるいは、納采の儀などが行われなかったことで、「皇室の行事、儀式というものが非常に軽いものだという印象を与えた」と語っている。
確かに、納采の儀が行われなかったことは異例だが、それで皇室の行事を軽いと思った人はいるだろうか。できることなら、宮邸を離れる際に眞子さんが妹の佳子さまとハグしたように、温かい言葉で締めくくってほしかったと思う。
眞子さんや小室さんへの批判が秋篠宮家に向かったのは、こうした秋篠宮さまの姿勢にも一因があるのではないだろうか。(つづく)