眞子さん問題が解決してもなお続く秋篠宮家へのネガティブキャンペーン

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 秋篠宮家が批判の矢面に立たされている。「小室批判」がまさか秋篠宮さまにまで飛び火するとは思われなかったのに、いまや秋篠宮さまが皇室を危機におとしめているかのような書かれ方である。眞子さんと小室さんが結婚して渡米したのだから問題は解決したのに、なぜ秋篠宮家が批判されるのだろうか。

 2017年9月に眞子さんと小室さんが婚約内定会見をしてから、結婚して渡米する21年までの秋篠宮さまの会見は5回行われているが、それらの会見記録や眞子さんが公開した文書などから推理してみたい。

 眞子さんが婚約発表をした年の11月、秋篠宮さまは誕生日の会見で小室さんの印象を問われ、こう答えている。

「非常に真面目な人だというのが第一印象でした。(略)また、娘のこと、娘の立場もよく理解してくれていると思います」「本人たちが幸せだと思う家庭であれば、それでいいなと思います」

 同じく紀子さまも「丁寧で穏やかな印象を受けました」と絶賛していて、娘の結婚を素直に祝う喜びが伝わってくる。

 ところがその翌月、小室さんの母親と元婚約者の金銭問題を週刊誌が報じてから事態は変わった。なにしろ「皇室」というブランドは永遠に色あせないし、皇室に関わる人のゴタゴタとなれば週刊誌が飛びつくのは当然で、各社があの手この手で小室家の「借金トラブル」を報じた。さらにこれらの記事を転載したネットニュースに何百万という人がアクセスしたものだから、まさしく狂乱状態だった。こうした事情から、翌年2月、宮内庁は眞子さんの結婚行事を20年まで延期すると発表する。

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