秋篠宮さまは周囲に配慮しすぎて眞子さんと最後まで向き合わなかった
眞子さんの結婚問題が終わってもなお秋篠宮家への批判がやまないのはなぜなのか。前回に続いて、秋篠宮さまの誕生日会見の発言から、理由を探ってみたい。
婚約内定を発表したものの、小室家の借金問題が報道され、2018年2月に結婚行事の延期が決まった。その翌年、19年11月の秋篠宮さまの会見はあっさりしたものだった。
「(眞子さんと)結婚のことについては話をする機会はありません」「小室家とは連絡は私は取っておりません。以上です」と、相変わらず結婚については家庭内で何も進展していないことをうかがわせている。
結婚関連儀式延期の期限である20年になると、眞子さんは、「結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択」と文書で公表した。
その1週間後、会見で娘の結婚を問われた秋篠宮さまは、一転して「結婚することを認める」と追認している。ただその直後、「これは憲法にも結婚は両性の合意のみに基づいて」とあるのを尊重したからと述べている。「???」と思った人も多かっただろう。そのあとで、今は「決して多くの人が納得し喜んでくれている状況ではない」と述べ、会見の最後に「結婚と婚約は違いますから」と締めくくった。一時金を辞退し、納采の儀も行わないことで結婚を認めたのに、なぜ憲法を持ち出したのだろうか。