視聴率ジリ貧「六本木クラス」早乙女太一が「敵役」で高評価の皮肉

公開日: 更新日:

「その点、早乙女さんは憎たらしい表情を研究し尽くしていますね。せっかくNHKの朝ドラ『カムカムエヴリバディ』で認知度も好感度もアップしたのに、『六本木クラス』では対照的に、とことん嫌われることを恐れず、いけすかないボンボン役を振り切って演じている。なかなかいい役柄を選んだなと思います。さすがですよ」

 一方、香川は“ラスボス役”は慣れたものだ。大ヒットドラマ「半沢直樹」も香川の“大和田常務”がいたからこそ、倍返しが際立った。

「『六本木クラス』の中でも主人公に土下座を強要する、『半沢直樹』をイメージさせるシーンがありましたけど、それを視聴者が“サービス”と受け取るかといえば、微妙かもしれません。香川さんの演技力については今さら言うまでもないですし、ラスボス感も満載なんですが、ネット上には〈また土下座か〉という書き込みもあった。あまりやり過ぎると、飽きられるかも」(山下真夏氏)

 いずれにせよ、ヒロインと敵役の評判は上々で、「早乙女さんは業界内でも高評価なんですが、肝心の主役の竹内さんの演技がやや一本調子のきらいが……皮肉なものですよねえ」(前出のテレビ誌ライター)。

 巻き返せるか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”

  2. 2

    泉ピン子が終活をやめたワケ「渡る世間は(水原)一平ばかり!」スペシャルインタビュー

  3. 3

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された

  4. 4

    キムタク一家の妹Kōki,は映画主演の裏で…フルート奏者の姉Cocomiの話題作りと現在

  5. 5

    かんぽ生命×第一生命HD 人生設計に大切な保険を扱う大手2社を比較

  1. 6

    米田哲也が万引きで逮捕!殿堂入りレジェンド350勝投手の悲しい近況…《苦しい生活を送っていたのは確か》

  2. 7

    イスラエルにあなたの年金が流れていく…厚労省「ジェノサイド加担投資」引き揚げ“断固拒否”の不可解

  3. 8

    坂本花織の世界選手権66年ぶり4連覇に立ちはだかる…国際スケート連盟の「反トランプ感情」

  4. 9

    カーリング日本女子が到底真似できない中国の「トンデモ強化策」…世界選手権では明暗クッキリ

  5. 10

    公表された重点施策で露呈…JR東海の株価低迷と時代遅れの収益構造