竹内涼真「六本木クラス」に原作ファンから〈社会背景が違うのに…〉とツッコミの嵐
竹内涼真(29)が主演を演じるドラマ「六本木クラス」(テレビ朝日)が7月7日からスタートした。韓国で2020年に放送された「梨泰院クラス」のリメイク版だ。
六本木クラスは、ある事件をきっかけに主人公の宮部新(竹内涼真)が、日本最大の巨大外食産業「長屋ホールディングス」の会長・長屋茂(香川照之)へ復讐を誓い、六本木を舞台に飲食業界のトップを目指すというストーリーだ。ドラマの制作決定からキャストの発表まで、韓国ドラマファンの間では「リメイク版」ということもあり、放送前から何かとザワついた。実際に放送されてからの反応はどうだろうか。
ネット上では《本家のドラマの1.5倍速くらいだけど、内容がまとまっていてよかった》《単純に面白かった》という声がある一方、《韓国と日本の社会背景が違うのに、韓国版を無理やり日本版にした》《香川照之が半沢直樹の大和田常務みたい》といった声が上がっている。
たしかに、韓国と日本では全く社会背景が異なる。例えば、学校に大金持ちの息子がいて、学校内で権力を振りかざして弱い者いじめに走り、マスコミも騒がない、警官がいきなり登場して銃を発砲するといった設定は、さすがに韓国でも“常識”ではない。ただ、韓国ドラマだからこそ演出として許されている面はある。それをそのまま日本でやるには無理があり、日本仕様に本当の意味でリメイクされていないため違和感を覚えてしまう視聴者が多いようだ。