松本人志めぐる報道に芸人たちが口をつぐむワケ…「次はオレか?」と戦々恐々の構図

公開日: 更新日:

博多大吉の話はネタの可能性

 一方、ネット上では現在、博多華丸・大吉の博多大吉(52)が、2015年2月に福岡で行われた公開収録イベント「人志松本のすべらない話プレミアムライブin福岡」の映像で語った内容が注目されている。

 大吉の話は、松本サイドに飲み会のセッティングを頼まれた大吉が、人気者の松本がいれば、女の子は余裕で集まるだろうとタカをくくっていたところ「当時の松本軍団が全国でいろいろ飲み歩いてるっていううわさがヘンな感じで福岡に伝わって」おり、声をかけた多くの女性から「何されるかわからないから行きたくない」「笑いよりも、後に与えられる暴力のほうが上回るんじゃないか」と言って参加を躊躇したという。しかし、当日になって50人の女性が集まり、それを2班に分けて開催。松本は上機嫌でボケを連発していたが、その後、会計の段になって33万6000円の高額請求に驚いたというオチになっている。

「大吉の話は、ネタの可能性もあり、文春の記事とは直接関係はありませんが、“ヘンな感じで福岡に伝わっている”“何されるかわからないから行きたくない”というあたり、騒動との関連を疑う書き込みが殺到しています」(スポーツ紙芸能担当記者)

 さるお笑い関係者の話。

「現在、テレビで活躍している30~50代の芸人は、ほぼ全員がダウンタウンの影響を受けているといっても過言ではありません。常識的に考えて、松本に近い芸人の間で、この手の話を知らないワケはなく、現在、『次はオレか!?』と、内心、戦々恐々としている芸人は多数いると思います」

 文春が言うところの“SEX上納システム”に加担した“女衒芸人”には「闇営業問題で吉本を去った元芸人も身に覚えがあるはずです」(事情通)。今頃、首筋が寒くなっているに違いない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松本人志「事実無根」から一転、提訴取り下げの背景…黒塗りされた“大物タレント”を守るため?

  2. 2

    島田洋七が松本人志復帰説を一蹴…「視聴者は笑えない」「“天才”と周囲が持ち上げすぎ」と苦言

  3. 3

    人気作の続編「民王R」「トラベルナース」が明暗を分けたワケ…テレ朝の“続編戦略”は1勝1敗

  4. 4

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  5. 5

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  1. 6

    松本人志が文春訴訟取り下げで失った「大切なもの」…焦点は復帰時期や謝罪会見ではない

  2. 7

    窪田正孝の人気を食っちゃった? NHK「宙わたる教室」金髪の小林虎之介が《心に刺さる》ファン増殖中

  3. 8

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  4. 9

    菊川怜が選んだのはトロフィーワイフより母親…離婚で玉の輿7年半にピリオド、芸能界に返り咲き

  5. 10

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇