中居正広の女性トラブル問題で“名指し”されたフジテレビと自民党の「なるほど」な共通点

公開日: 更新日:

「楽しくなければテレビじゃない」――1981年に掲げた同局のスローガンだ。当時はバラエティー、ドラマも絶好調。若手女性アナウンサーをグループ化し、「花の三人娘」などと積極的に起用。女子アナアイドル化現象を生むきっかけを作ったとされる。

石破首相が年明けから多用しているスローガンは「楽しい日本」

 そんな隆盛を極める時代を歩んできた港浩一社長(72)もまた、「明るく楽しく元気なフジテレビ復権の実現」を掲げているが、今回の騒動を巡る対応を見る限り、お粗末と指摘せざるを得ない。民間とはいえ、公共電波を扱う社会的責任が極めて重い企業にもかかわらず、真相解明や責任の所在を明らかにしようとする姿勢がみられないからだ。

 中居に限らず、同局に対してもネット上で批判の声が出るのも当然なのだが、過去の栄華の夢に酔いしれ、世情を鑑みない姿勢は今の自民党とソックリ。

「日本はずっと強さや豊かさをめざしてきた。これからは楽しい日本で、地方も楽しいと帰ろうという人も出てくる」「楽しいと実感できる日本にしたい」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”

  2. 2

    元ソフトバンク「伊奈ゴジラ」の転落人生…淡路島で盗み84件総額472万円、通算5度目の逮捕

  3. 3

    大関・大の里すでに「師匠超え」の鋼メンタル!スキャンダル報道もどこ吹く風で3度目賜杯

  4. 4

    米田哲也が万引きで逮捕!殿堂入りレジェンド350勝投手の悲しい近況…《苦しい生活を送っていたのは確か》

  5. 5

    テレ朝に“ナスD”超え「1億円横領」続々の過去…やりたい放題で解雇された社員のヤバい所業

  1. 6

    東洋大姫路・岡田監督が吐露「本当は履正社に再任用で残る予定で、母校に戻るつもりは…」

  2. 7

    かんぽ生命×第一生命HD 人生設計に大切な保険を扱う大手2社を比較

  3. 8

    山下智久「正直不動産」映画化でひと儲け狙うNHKに「甘い」の声も…山P人気は下降気味

  4. 9

    レイズ看板選手「未成年への性的虐待容疑」で逮捕も…ドミニカは殺人も銃撃も「無罪放免」の実態

  5. 10

    キムタク一家の妹Kōki,は映画主演の裏で…フルート奏者の姉Cocomiの話題作りと現在