かゆみが強く赤く腫れる…虫刺されの原因と対策を教えて

公開日: 更新日:

【Q】虫に刺されると症状が強く出ます。患部が腫れたり、かゆみが数週間続くような虫刺されは何が原因で、対策はどうすればいいのでしょうか?  (20代・女性

【A】蚊、ブヨ、ダニ……。虫に刺されて皮膚が赤くなったり、かゆくなったりするのは全てアレルギー反応です。虫は人間を刺す時、血を吸いやすくするため唾液を注入します。

 その唾液が人にアレルギー反応を引き起こす。人の皮膚の中からヒスタミンという化学物質が出て、かゆみを感じる神経を刺激し、皮膚がかゆくなるのです。

 虫刺されで患部が腫れあがり痛みを伴うようなひどい症状になる人と、全く症状が出ない人の差は分かっていません。アレルギー反応が強く、蚊でも腫れてしまう人もいます。

 虫刺されに弱い人はまず、虫刺されの予防を。虫よけスプレーや携帯用の蚊取り線香のようなものを外出時に持参してください。

 次に、「かかない」ことがとても重要。かゆみが増しますし、菌が入って腫れるリスクが高まります。医師にステロイドが入った薬を処方してもらい、刺されたらすぐに塗るのもいい。市販の塗り薬にもステロイドが入ったものもありますが、効果が不十分で、とりあえずのかゆみは抑えられても、炎症は抑えられないかもしれません。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 2

    巨人の“お家芸”今オフの「場当たり的補強」はフロント主導…来季もダメなら編成幹部の首が飛ぶ

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  5. 5

    国民・玉木雄一郎代表の“不倫相手”元グラドルがSNS凍結? 観光大使を委嘱する行政担当者が「現在地」を答えた

  1. 6

    星野監督時代は「陣形」が存在、いまでは考えられない乱闘の内幕

  2. 7

    若林志穂さん「Nさん、早く捕まってください」と悲痛な叫び…直前に配信された対談動画に反応

  3. 8

    米倉涼子に降りかかった2度目の薬物疑惑…元交際相手逮捕も“尿検査シロ”で女優転身に成功した過去

  4. 9

    国民民主から維新に乗り換えた高市自民が「政治の安定」を掲げて「数合わせヤドカリ連立」を急ぐワケ

  5. 10

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで