体のあちこちにカビが…「爪の水虫」放置はこんなに危険

公開日: 更新日:

 爪水虫に至る流れはこうだ。水虫菌は主に足の角質に存在し、水虫菌がついた角質がはがれ落ちる。

 この水虫菌がついた角質を、温泉やプール、スポーツジムなどではだしで踏み、自分の足に付着。足を洗えば水虫菌は落ちるが、付着したままでいると、半日くらいで感染。足水虫を発症する。

「この段階で完治させればいいのですが、薬の塗り残しがあって再発を繰り返す人が珍しくない。するとやがて爪の先端や側縁から水虫菌が爪の下に侵入し、増殖して爪水虫になるのです」

 爪水虫は、体のあちこちにカビを生やす原因になるだけではない。

 爪が白く厚く変形し、見た目が悪くなることに加え、体を支えてバランスを取るという足の爪本来の機能を果たせなくなる。痛くて歩けなくなったり、隣の足指に損傷を与える“凶器”になる。

 糖尿病患者においてはより深刻で、足水虫、爪水虫は、ばい菌の侵入口となり、足の壊疽、切断を招くことにもなる。

 では、爪水虫の治療はどうすればいいのか?

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭