親を要介護にさせたくない
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昔はこうじゃなかったのに!親をつい怒ってしまう…どうすればいい?
喧嘩を好んでする人はまずいない。それが親子ならなおさらだ。そもそも子が学生のうちは喧嘩というより「怒られる」方が多かったはず。働くようになり、自分も子を持つようになると「親のありがたさ」を痛感しつつ…
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「パーキング・パーミット」を申請できるかどうか確かめよう
鉄道やバス、タクシーなどの交通網が発達している大都市中心部なら車を持たなくても暮らしていけるが、地方はそうはいかない。 それは一般財団法人自動車検査登録情報協会が集計した2024年3月末時点…
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一戸建て空き家の管理で最も苦労するのは雑草問題…シルバー人材センターが頼りになる
総務省が2024年9月に発表した「住宅・土地統計調査(住宅及び世帯に関する基本集計)」によると、日本の総住宅数約6505万戸に対し空き家は約900万戸。これは賃貸や売却用、別荘などを含んだ数値だが、…
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実家が空き家になったらまず考えるべきこと…ライフラインはどうする?
親が介護施設などに入所し実家が空き家になると、さまざまな問題が浮き上がる。それを解決するために動くのは子供たちなのだが、イザとなると即決しきれないことが多々あるものだ。 例えば電気、ガス、水…
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遠距離の介護帰省の費用を抑え、効率よく回るためのポイント
前回、遠距離介護の交通費を抑える方法について触れた。今回はさらにひねった航空会社の交通費節約の技をご紹介したい。 ひとつは航空券だけでなく、ツアーにして宿泊を組み合わせる方法だ。 実…
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遠距離介護の交通費問題…航空会社の割引制度利用でお得に往復
遠距離介護には往復の交通費問題が常にのしかかる。鉄道、航空、バスなどの公共交通機関は早期購入割引があるとはいえ、介護問題は突発的に起こるのが常。すぐに出発しなければならないケースだと高い運賃しか残っ…
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帰省時の「足」をどう確保する?今のうちから対策を
親の介護が現実化してくると実家に足を運ぶ機会が増える。医療・介護の専門家たちとの相談、必要書類を集めるための役所詣で。ひとりで回るだけでも大変なのに、金融機関では親本人を連れていかねばできない手続き…
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介護で心身をすり減らす前に地域包括支援センターを大いに頼ろう
親の介護問題がやっかいなのは、親にも子供にも未経験のことが次々に起こる点にある。それはそうだ。誰だって自分がどう老いていくのかはわかっていないし、病気やケガは突発的なことが多い。若い頃なら何でもなか…
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親の「資産内容」はどう尋ねればいいのか…経験者に聞いた
たとえ親子でもお金の話は切り出しにくい。とはいえ、何も知らないままで親が介護状態になってしまうと、その後の手続きや支払いなどで子供は大変な苦労をする。できるだけ早めに、気持ちよく教えてもらえるように…
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親が加入している保険証書の情報を家族で共有しておく
前回、介護費用の支払いや後の相続を想定し、親名義の預貯金や株について把握することに触れた。イザという時、すぐに引き出すことのできる現金の存在はとても大きいからだ。しかし、これだけで安心するのは早い。…
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キャッシュカードと暗証番号の把握は必須…元気なうちに預貯金の確認を
親に対してなかなか聞きづらいこと。それはズバリ「お金」の話ではないだろうか。高齢の親だと死んだ後のことを想定しているようでためらってしまうのは当然だ。それでも確実に老いは進む。老いていけば認知面の衰…
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介護の現場で接する人たち…知っていると役立つ3つの専門職
病院で接する専門職の代表格といえば医師と看護師。昔からあるなじみ深い職業なので、高齢の親でもその違いや役割は理解しているはず。では、介護にまつわる専門職についてはどうだろう? たとえば、骨折…
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通所サービスを利用するときは性格や介護度に合った内容のものを
要支援や要介護に認定されると、介護保険法に基づいた介護保険サービスを受けられる。その内容は「厚生労働省 介護サービス」のキーワードで検索できるが、最初に注目してもらいたいのが、施設などに出かけ「日帰…
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介護施設で「大部屋」より「個室」がいいと言い切れない背景
介護施設や有料老人ホームへの入居を検討する時、どのタイプの部屋を希望するか決めなければならない。ひと昔前なら多床室(大部屋)か個室の二者択一だったが、最近はさらに細かく分類され、入居者の介護度、性格…
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介護にまつわる「契約」には余裕をもって臨みたい
通所リハビリに訪問看護、サ高住や有料老人ホーム、ショートステイに至るまで。介護に関連するサービスを受けようとすると、最後の詰めの場でさまざまな契約書が登場する。 口約束でコトが運ぶより安心と…
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配食サービスはもろ刃の剣? 頼りきる前に考えるべきこと
高齢者世帯への配食サービスは、買い物や調理が困難、ひとり暮らしなどのケースで利用されることが多い。介護保険の適用外ではあるものの、街の弁当店並みの費用で必要な分のみ家まで配達してくれる。配達が見守り…
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要介護認定の壁をどう乗り切るか…申請を嫌がる親への説得法
日本の介護保険制度は家族の負担を軽減し、介護を社会全体で支えることを目的に2000年に創設された。保険料は40歳から加入している健康保険料の一部として天引きされ、65歳になると年金の受給額に応じて天…
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高齢者の本人確認書類は限られている…マイナンバーカードは作るべき?
金融機関などのお金に絡む手続きは、名義人本人が写真付きの本人確認書類を提示することが大原則。全国銀行協会によると運転免許証、運転経歴証明書、パスポート、マイナンバーカードなどが紹介されている。 …
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高齢者施設の見極め…問い合わせ時の応対と現場の雰囲気がカギ
自宅での暮らしが難しくなった親のため、高齢者施設への入所を検討している人は多いだろう。 今はネット検索により簡単に希望する地域の各施設情報が手に入るので、調べれば調べるほど選択肢は増えるはず。ホーム…
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「有料老人ホーム」と「サ高住」…費用と暮らしはどう違う?
前回、高齢者が自宅で暮らせなくなった時の選択肢として、特別養護老人ホームと老人介護保健施設を紹介した。 いずれも要介護認定が必要。公的施設のため各種サービスはありきたりのものになるが、収入が…