腰痛を2分で改善させる2つの方法 スポーツドクターが伝授

公開日: 更新日:

【2 ハンドニー】
 四つん這いになり、右手と左足を上げ、体と水平になるように伸ばす。反対側もする。

 やってみると分かるが、ドローインはどうしても腰の部分が浮きがち。床にくっつくのが理想的であるものの、できる範囲でいい。ハンドニーは手と足を同時に上げられない場合、まずは手だけで。できるようになったら足も上げる。

 2つを同時にやる方法もある。タオルを両手に持ち、両手を上に。この時、両腕は耳の後ろになるようにする。息を吐きながらお腹をへこませ、両肘を曲げて、両手を背中側に下げる。

 腰痛に加えて肩凝りもひどい人は、肩甲骨にある菱形筋を動かす方法も取り入れるといい。手のひらを内側にして両手を上げ、肩甲骨が寄っているのを意識しながら両手を肩の位置まで下ろす。両手を下ろす時、手のひらをゆっくり外側に向けていく。スマホを日常的にいじっていると背中が丸まりがちなので、その改善にも役立つ。

 いずれもできれば毎日行う。自転車の練習と同じで、続ければ筋肉の動かし方が自然と身につく。3カ月、半年と続ければ、日常生活でも無意識に筋肉を動かせるようになる。つまり、腰痛になりにくい体の使い方をできるようになるのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  3. 3

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  4. 4

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  5. 5

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  1. 6

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  2. 7

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  3. 8

    維新の「終わりの始まり」…自民批判できず党勢拡大も困難で薄れる存在意義 吉村&藤田の二頭政治いつまで?

  4. 9

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 10

    SKY-HI「未成年アイドルを深夜に呼び出し」報道の波紋 “芸能界を健全に”の崇高理念が完全ブーメラン