【カキ】効能は「養心安神」精神を安定させ安眠に効果あり
健康の土台として重要なのが「睡眠」です。しかし、年齢とともに睡眠時間は減り、睡眠の質も下がり始めます。寝つきが悪い、ぐっすり眠れない、途中で何度も目が覚める、早朝に目が覚めてしまう……。睡眠障害にもいろいろなパターンがありますが、シニアにとって不眠が体に及ぼす悪影響は大きいもの。高血圧、糖尿病、うつなどのリスクが上がってしまいます。免疫力を高めるためにも睡眠は重要です。
加齢によって必要な睡眠時間は短くなる傾向にありますが、それだけに質の高い睡眠を目指したいもの。食養生でぐっすり安眠、快適な朝を迎えましょう。
不眠は中医学で「心」と呼ばれる臓器と関わりが深いとされています。心は血液を全身に循環させるとともに、精神活動、意識などもつかさどります。その働きが低下すると、不眠、やたらと夢をたくさん見て寝た気がしない、無気力、落ち込みやすいといったトラブルが表れやすいのです。
不眠を解消するためには、心のパワーをアップして、精神を安定させる効果の高い食材を取り入れましょう。