著者のコラム一覧
池田陽子薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

【カキ】効能は「養心安神」精神を安定させ安眠に効果あり

公開日: 更新日:

 健康の土台として重要なのが「睡眠」です。しかし、年齢とともに睡眠時間は減り、睡眠の質も下がり始めます。寝つきが悪い、ぐっすり眠れない、途中で何度も目が覚める、早朝に目が覚めてしまう……。睡眠障害にもいろいろなパターンがありますが、シニアにとって不眠が体に及ぼす悪影響は大きいもの。高血圧糖尿病、うつなどのリスクが上がってしまいます。免疫力を高めるためにも睡眠は重要です。

 加齢によって必要な睡眠時間は短くなる傾向にありますが、それだけに質の高い睡眠を目指したいもの。食養生でぐっすり安眠、快適な朝を迎えましょう。

 不眠は中医学で「心」と呼ばれる臓器と関わりが深いとされています。心は血液を全身に循環させるとともに、精神活動、意識などもつかさどります。その働きが低下すると、不眠、やたらと夢をたくさん見て寝た気がしない、無気力、落ち込みやすいといったトラブルが表れやすいのです。

 不眠を解消するためには、心のパワーをアップして、精神を安定させる効果の高い食材を取り入れましょう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハム新庄監督がドラフト会議出席に気乗りしないワケ…ソフトB小久保監督は欠席表明

  2. 2

    佐々木麟太郎をドラフト指名する日本プロ球団の勝算…メジャーの評価は“激辛”、セDH制採用も後押し

  3. 3

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  4. 4

    小嶋陽菜はブランド17億円売却後に“暴漢トラブル”も…アパレル売れまくりの経営手腕と気になる結婚観

  5. 5

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  1. 6

    ドラフト目玉投手・石垣元気はメジャーから好条件オファー届かず…第1希望は「日本ハム経由で米挑戦」

  2. 7

    今秋ドラフトは不作!1位指名の事前公表がわずか3球団どまりのウラ側

  3. 8

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 9

    「仮面の忍者 赤影」で青影役 金子吉延さんは週5日の病院通いで「ダイジョーブ?」

  5. 10

    また日本中がブラック企業だらけになる…高市首相が案の定「労働時間規制」緩和指示の醜悪