著者のコラム一覧
池田陽子薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

【うずら卵】滋養強壮に効果絶大「気」を補って免疫力アップ

公開日: 更新日:

 病気に負けない体づくりのためには、免疫力を高めることが大切です。けれど残念ながら、年を重ねるにつれて体力と同じように免疫力も低下していきます。免疫力は40代を迎えると20代の半分になり、70代は10%程度にまで下がるといわれているのです。

 免疫力の“老化”は、とりわけ感染症のリスクを高めます。新型コロナウイルスが猛威を振るう中、免疫力を高める食養生も大切です。

 中医学において、免疫力を高めるためには、生命活動を維持するエネルギー源である「気」を補うことが重要とされています。気は体中のいたるところを巡っているエネルギーです。体を温めたり、体に害を与えるものが入るのを防ぐなど、その働きは健康維持に重要。気が充実していれば「元気」で、そうでなければ「病気」になってしまうのです。気が不足すると、常にだるい、やる気が出ない、朝なかなか起きられない、集中力が続かないといった状態を引き起こします。そして免疫力が低下し、抵抗力がなくなってしまうのです。

 加齢によって気は不足していきます。しっかりと食事で気を補い、全身に満ち足りている状態を目指しましょう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇