新米がおいしい季節 …「太らない」ごはんの食べ方
新米が出回り、ごはんが一層おいしい季節がやってきた。食欲の秋とはいえ、食べ過ぎてお腹回りが気になる人も多いのでは? 愛国学園短期大学の古谷彰子准教授に太らないごはんの食べ方について聞いてみた。
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「新米がおいしいのは、収穫したばかりで水分量があって、つやつやして粘り気があり、風味があるからです。一方、精米して時間が経ったものは空気に触れて酸化が進むうえ、水分が減ってぱさぱさした食感になります。そのため古米は味が落ちるとされるのです」
ごはんには炭水化物のほか、タンパク質、脂質、ビタミンB1、カルシウム、鉄分などさまざまな栄養素がバランス良く含まれる。さらにおかずを組み合わせることで消化や吸収が良くなり、食事のバランスが良くなるメリットがある。
そんな栄養価の高いごはんだが、「食べると太る」とのイメージから避けられているのは残念なことだ。
「炭水化物を食べると太るのは、血糖値が急上昇してインスリンが大量に分泌されるから」という説明は一部正しいが、誤解を生む可能性がある、と古谷准教授は言う。