新米がおいしい季節 …「太らない」ごはんの食べ方

公開日: 更新日:

 新米が出回り、ごはんが一層おいしい季節がやってきた。食欲の秋とはいえ、食べ過ぎてお腹回りが気になる人も多いのでは? 愛国学園短期大学の古谷彰子准教授に太らないごはんの食べ方について聞いてみた。

  ◇  ◇  ◇

「新米がおいしいのは、収穫したばかりで水分量があって、つやつやして粘り気があり、風味があるからです。一方、精米して時間が経ったものは空気に触れて酸化が進むうえ、水分が減ってぱさぱさした食感になります。そのため古米は味が落ちるとされるのです」

 ごはんには炭水化物のほか、タンパク質、脂質、ビタミンB1、カルシウム、鉄分などさまざまな栄養素がバランス良く含まれる。さらにおかずを組み合わせることで消化や吸収が良くなり、食事のバランスが良くなるメリットがある。

 そんな栄養価の高いごはんだが、「食べると太る」とのイメージから避けられているのは残念なことだ。

「炭水化物を食べると太るのは、血糖値が急上昇してインスリンが大量に分泌されるから」という説明は一部正しいが、誤解を生む可能性がある、と古谷准教授は言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因